- 朝日:大阪本社版には載っているが、東京本社版にはなぜか載っていない
- 日経:http://www.nikkei.com/article/DGXNZO62903720R21C13A1TJ2000/
そもそも、シャープが鴻海と提携して出した機種を見たら、誰もが「売れる訳がない」と納得するはずだ。
SH530U・SH631W/SH630Eなど、提携の「成果」として発売された端末。
ここで「SH530U」を例に挙げると、2012年8月末に発売されたこの機種は、MTKのMT6577・5インチ液晶パネル(解像度480x800)・512MB RAM・4GB ROMといったスペック。
値段はおいくらなのかというと、香港で発売当初の価格は「HKD 2899」(人民元に換算すると2300元ほど・およそ3.7万円)。
しかし、同時期に発売された「360学生機」は同じくMT6577を搭載し、画面は4.5インチでありながら、解像度は960x540。値段は人民元でたったの999元。
「ふざけるな」としか言いようがないのではないか。
999元の同時期ライバル(?)機種よりもスペック的に劣っていながら、値段は2倍強。ゴミ売りにも程があるはずだ。
なお、この機種は今に至っても売り残ったままで、ECサイト「易訊」では
シャープは「既存在庫を売り切る」と報道で言及があったが、はっきり言って、タダで配ってもいらないレベル。「反日感情」云々以前の問題だ。
シャープが出した機種のうち、中国でもっとも人気だったのは、007SHだ。タオバオにて検索するとすぐにわかるが、新品で2400元以上の値段が付いている。
しかしシャープはどうか。007SHを発売した前に「SH7218U」「SH7228U」なる機種を中国市場で出したが、いずれも前者の全面劣化バージョンだ。売れる訳がない。
シャープは、自身の戦略ミスを認めず、「不買運動」に売れない理由をぶつける。はっきり言って、ありえないことだ。
恥を知れ。